DDR行脚日記
9月8日(水)
出発まであと3日。段々と緊張感が・・・・。果たして無事に生還
できるのか・・・などと、不吉な事は考えないことにしよう。
とにかく、もう行くっきゃないね・・・。
ところで、前日(10日)は蒲田のホテルに泊まることになっている
のだけれども、蒲田当たりで前夜祭でもやろうかな、と模索中。
東京近辺の方、蒲田まで来れますか?
同日
今日は会社の休みを利用して、出発の支度を整える。しかし、
8日間の行脚になるだけに荷物がかさばるなぁ〜。
早く皆さんに会いたい。
9月9日(木)
今日が家で過ごす最後の夜。準備万端かどうか・・・。
なにしろ家を、10日も空けるのだから、戸締まりも万が一の連絡も
きちんとしておかなければならないのだが、果たして大丈夫か?
もしも私の身に何かあったら、みなさんよろしく(笑)
9月10日(金)
いよいよ出発の晩。
先ほど前夜祭?を、渡辺、ねず、渡辺の友人2名(敬称略)で過ごす。
ソロのノンストップに初挑戦。タイトルは忘れたが、1つは制覇。
パラエボに挑戦するが、閉店。
その他は、マニデュビ、マニ鳥クリアの穴デュビ穴下駄フルコン。
(さあ、翼さんの出番です(笑))
9月11日(土)
朝5時40分起床。ホテルを出て、羽田から飛行機で松山に。
東京は雨だったが、松山に着いたときには、見違えるように晴れ
ていた。松山空港に着いて、JR駅前のゲーセン前に。
脱コソ主要メンバーの翼さん、Kenさん、新たにメンバーとなった
よっしーさん、翼さんの知り合いDDRerの高校生2名、そして松山
を拠点とするやのまんさん率いるステッピングスターの6名の皆さん
と落ち合った。
自己紹介をした後、早速駅前スタジアムへ。
各自がそれぞれの脚前を披露。かくいう私は・・・・おまじない・・・・
1時間半ほど踊って、脱コソ組は食事をとるべくラーメン屋へ。
そこで、DDR談義に話がはずむ。
食事を終えて、今度は大街道のビッグバンへ。私は少し踊ったあとに
ホテルにチェックイン。その後ビッグバンに戻り、しばらく踊ってから
道後温泉へ。ここでよっしーさんとはお別れである。残ったコソ練一行
は前回の松山オフの仇をはらすべく、本館に向かったが大量の観光客
の滝の前に撃沈。道後温泉本館大部屋でくつろげるのはいつの日か?
しょうがないので本館前の喫茶店で、雑談。その後Kenさんの友人で
あるFBI氏から連絡が入り、合流。飲み会に入る。
飲みの跡にまたDDR。そして、時間がきた。そして、再会を誓い合い、
一行はそれぞれの帰路に着く。
かくいう私もホテルに着いて、今日の日記を書いている。
今日のDDR:15オドリー(推定)
穴下駄リトルTMP発挑戦。
おまじないパワー発揮(違う)
9月12日(日)
朝は7時に起き、8時ちょっと前の郊外電車で三津浜港へ。
1時間ほど待って、フェリーに乗る。フェリーの中から瀬戸内海の景観を
満喫する・・・わけもなく2時間ほど寝入っていた。
柳井港に着いてから、山陽線で徳山へ。徳山ではだい・ふろんさんが
迎撃していた。駅前荷にめてあったワゴン車がだいふろんさんのもので
あったことは、容易にわかった。彼の車で隣の下松のロケーションへ。
西友と対になっているロケーション(下松アミュージアム)は、日曜日と
あって家族連れの買い物客がたくさんいた。そんな中で、彼らの個々の
脚前を披露してもらう。そのときDDRはプレイする人の人数だけ楽しみ方
やり方があるんだな、とつくづく感じた。
独自のアフォーマンス(?)、ヒドン専門プレイヤー、ステップパフォーム
何か今までにない、新しいDDRの世界を見たような気がする。彼らの踊り
を見たら、「へっぽこ」なんて言っていられないよ>翼&ALL
さて、西友で踊ったあとは、ボーリング場のロケーションに移動。
そこで、だいふろんさんが子供の世話をしなければいけないというので、
先に撤退。残りのメンバーも6時過ぎに徳山へ。私はひろさんの車に乗せ
てもらって駅に向かう。その中でミスターさん(?)の言葉が印象的。
「(練習を重ねて)自分もいつか(マニアック)パラノイアが踏めるように
なると信じている。」そう、日々是精進の精神を教わった。
そして、私は福岡へ向かう。
オフレポはDDR徳山組を参照。
今日の成果:
アナブリ2おまじない付フルコン
9月13日(月)
朝、8時にホテルを出て、博多駅のコインロッカーに荷物を預け、
喫茶店でモーニング。その後、バスで青果市場前へ。かの有名なオニマル
へ。ここは、以前に大きなイベントがあった所。生憎その日は仕事だった
が、もし休みが取れれば、行きたかった所でもある。着いたのは、開店前
だったので、時間つぶしに郵便局へ。そこで翼さんへのメッセージを書いて
出す。その後オニマルに行くが、やはりというか、月曜日の朝なんて、誰も
いやしない。そうなるとコソ練はやり放題である。ソロとDDR都合20回程
踏んでみる。トリックにおまじないを入れてみるが、ヒステリアどころか、
サンバもクリアできない。まだトリックはお呼びではないようである。
DDRも秘密兵器のコソ練をしてみる。最後の連続の所がどうも踏めないが
何とかなるであろう。
オニマルを後にして、博多駅に戻る。昼は駅前で博多ラーメンをいただく。
その後天神へ行って、1時間ばかり時間をつぶして空港へ。一路名古屋へ。
名古屋駅では、篁鴻志さんがお出迎えをしていた。地下鉄で栄に出て、
ホテルにチェックイン。そして、篁さんのホームへと向かう。ホームでは、
篁さんの相方と待ち合わせ。早速話に聞いていた「スマッシュ」を披露。
いやいや、本当に回ってくれるし、叩いてくれるし、いろいろな動きで
魅せてくれる。また、更にDDR仲間があらわれて、不思議なエディットデータ
を見せてくれた。特に印象が強いのが、ザッツの曲でパラノイアの足譜を
踏むというやつ。足譜は半分に圧縮されている。つまり実質220BPM。
(こんなん踏めるか〜。)
ちなみに、ここでも私の技を披露する。穴下駄リトルTMPである。
(これがハブネバより簡単であると言うことは内緒です。)
そして、楽しい時間はあっという間に過ぎ、ホテルへ戻る。ホテルから
通信を行おうとしたが、PHSの電波が入らず挫折。しばらく更新がストップ。
9月14日(火)
朝はちょっと遅めの8時起床。ホテルのレストランでモーニングを摂って
タクシーで名古屋駅へ。(昨日もそうだが何で外に出ると雨降るかな・・・)
予定では午後に新幹線で大阪入りする予定だったが、もう午前中に大阪
に移動。大阪駅に着いて阪急梅田駅に移動。茶チルの場所を確認。
昼食を摂り、茶チルに突撃。
DDR3rdのロケテストがあったが、平日の午前中にもかかわらず行列が
出来ている。ここにも(別の意味で)孝則さんがいた・・・・。それにしても
にゃんさんに会えるのだろうか・・・。
ここで、何回かコソ練をして、一旦阪急梅田駅に戻り、喫茶店で休憩をとる。
再び茶チルに移動しようとして外に出ると、大雨が襲ってくる。しばらく駅
構内で雨宿り。すると、けんじさんからTEL。内容は、にゃんさんが私の携帯
に電話しても繋がらない、というものであった。どうもチャットでその話が出た
らしい。私は、携帯は受信可能であることを伝えると、暫くしてにゃんさんから
TEL。3時半に梅田茶屋町口で待ち合わせる事で了解。私はそれまでの間、
駅前のゲーセンでDDRとTKDを踏む。しかし、ここでTKDのフリーモードの
セクシーで閉店を喰らうとは思ってもみなかった。TKDでさえ簡単すぎてやら
ないという「人間」も多いのに、コマンド入力が難しいフリーモードなど馴染み
はないであろう。しかし、オブジェ数は60台なのに何故閉店をくらうか・・。
フリーモード閉店というのも孝則さんであろう・・・・。(違)
そして、改札口に向かってしばらく待っていると、1人の女性が向かってきた。
そう、にゃんさんである。ちょっとお水入っていそうな元気そうな女の子だった。
早速茶チルに行って、踏んでみる。やはり、ソロのトリックをこなしていた。
これで充分人外(ひとそと。コソ練で言うところの孝則さんのことをこう言うの
だそうだ。)だろうと、ふと思う。そして、私の出し物(例のやつ)を披露。
にゃんさんは、ADPパラで返してくれた。充分人外である。
場所を変えて、東通のモンテカルロへ。ソロのバーサスを踏んでみる。
パラエボを踏んでみるが、私はものの見事に閉店。おまじないパワーも同時
踏みの滝の前には無力である。しかし、にゃんさんは初見クリア!?
質問:にゃんさんが人外だと思う人(・_・)/ハーイ
踏んだ後は喫茶店でにゃんさんと座談。にゃんさんは、ニフティ歴も長い(私よ
りも!)し、チャットもベテランであったのだ。私もニフチャットには時々顔出し
ていたから、もしかすると会っていたのかも。(ハンドルはHyper_F。)
そして、話題は尽きることなく電車の時間もさし迫り(というか1時間は余裕を
みてホームに入りたかったので)6時半過ぎに分かれ、駅のホームへ。
そして、日本海3号でナギタさんの待つ、白神・能代へ。
9月15日(水)
日本海3号は、東能代駅に到着。荷物をコインロッカーに預け、タクシーで
ナギタさんのホーム、「どんどん」へ。まだ10時を少し回った所だったので、
近くのケンタッキーで休憩がてら、コーヒーを飲む。すると、奥の座席にコンセ
ントを発見。昨日、一昨日と通信ができなかったうえに、PCの電池も切れている。
ということは、何が起きるのか・・・皆さんの想像にお任せしよう(爆
しばらくすると、ナギタさんからのTEL。ナギタさんは午後から出撃するらしい。
というわけで、「どんどん」に戻り、しばらく一人でコソ練を続ける。
ソロも置いてあったので、マニアックを出すべくフルコンに挑戦したが、あえなく
敗退。ふと気づくと身体は汗だらけ。さらに着替えのズボンが無い事に気づいた。
そこで近くのジーンズ屋で、Gパンを調達する。
そして、ナギタさん登場!お連れさん2人と一緒にあらわれた。挨拶の名刺を
渡した後、早速バーサスを踏む。穴ブンから始まったのだが、いつもの癖で私は
おまじないを入れてしまっていた。後でナギタさんに責められる事になるのだが、
そのお返しはおまじない無しの、穴ブン、穴イフ、穴ヒーローで返した。
そして、迎撃武器のベーブン背面を見せてもらう。きちんと写真にも収めた。
(ナギタさん、缶ジュースおいしかったです!ありがとう。)
能代をあとにして(近くにタクシー会社があったのはラッキーであった。)
一旦秋田に戻り、近くの銭湯に。滞在時間が1時間程だったので駆け足になった
が、汗を流すのに充分であった。
ちなみにナギタさんに教えてもらった「どんどん」の近くのあやしい銭湯は、開店
の3時になっても開かなかった。雰囲気も妖しかったので、結局入らずじまいであった。
さて、秋田発の特急に乗り、8時過ぎに青森駅に到着。札幌行きの急行が出るまで
には時間があったので、駅の周りを探検してみたが、DDRはおろか、ゲーセンも
見当たらなかった。しょうがないので、近くの喫茶店で時間をつぶす。ここで、重大
な事態が発覚。8月15日(乗車1ヶ月前)に予約した急行「はまなす」の急行券の
券面の乗車日が「8月15日」になっていたのだ。あわてて、駅のみどりの窓口に駆
け込み、事情を話し、切符の再発行をおこなう。これで安心して席を確保できた。
22時30分過ぎ、列車がホームに入ってきた。食料を買い込み、さっそうと列車に
乗り込んで、座席に着く。23時08分、列車が出発。私を未開の地(?)北海道へと
運んでいく。列車はやがて青函トンネルをくぐっていく・・・・・・。
9月16日(木)
海峡の長いトンネルを抜けると、そこは北海道であった。(どこかで聞いたフレーズ
という突っ込みは却下です。)夜明けの車窓から外を眺める。本当に北海道に来た
んだな、という実感がふつふつと湧いてくる。やがて列車は新札幌駅に到着。荷物を
ロッカールームに預け、1時間後のおおぞら1号に乗り込む。眺める景色は大地、また
大地であった。牛の放牧があちこちで見ることが出来る。列車は4時間の時間を費やし
釧路駅に到着。更に列車を乗り継ぎ、根室へと向かう。途中には駅というよりは、停
車場といった感じの駅に何度も止まった。列車が1両というのにも驚いた。2時間後、
根室駅に到着。最東端の駅に到着した。(無人駅も含めると、最東端は東根室駅なの
ですが。)この移動距離、500Kmあまり。東京から大阪に行ったのとほぼ同じ距離で
ある。地図で見ると、あまりその大きさは実感できないが、実際に行ってみるとやはり
大きな北海道であった。さらにバスに乗り換え、最東端の納沙布岬に到着。そこからは
北方領土、歯舞島を臨むことが出来る。天気は晴れていたので、輪郭がくっきりと映し
出された。滞在時間があまりなかったので、到達証明書を買い、かにラーメンを食べて、
再度バスに乗り駅に戻る。そして、トロッコの様な列車に2時間ほど揺られて、釧路駅に
到着。5分の乗り継ぎでおおぞら4号に乗る。もう日は沈んでいたので、外の景色は見え
なかった。中で、夕張メロンゼリーをいただく。北海道の味を満喫しながら、22時過ぎに
列車は新札幌駅に到着。駅前のホテルにチェックインをして、しばらくすると、携帯が鳴っ
た。けんじさんからだった。ホテルのロビーにいるというので降りてみると、そこには一
人の背の高めの男性がいた。けんじさんだった。挨拶を交わし、暫く談義をしたあと、ちょっ
とだけ踏みに行こうということになって、けんじさんの車で拠点のゲーセン新札幌キャッ
ツアイに向かう。そして、明日もあるので早めに切り上げ、ホテルに戻る。
9月17日(金)
朝ホテルをゆっくりと出て、新札駅前でけんじさんと待ち合わせ。新札幌キャッツアイ
へと向かう。キャッツアイで、少し踏んだ後、けんじさんの迎撃兵器を見せてもらう。
まずはブンブン背面TMP。ただの背面でさえ私はちと・・・なのに、背面TMPとは。
もうこれは孝則さん決定!そして、背面ブリ2。短期間でここまで暗譜して、それもこの
日のために・・・。私もこれに応えるべく、穴下駄リトルTMPを披露した。ここだけの話、
この技は行脚の時に思いついたものなのだが・・・。しばらくして、けんじさんの地元で
のDDR仲間であり、ねずさんのネット上での知り合いである森高君がやってくる。
森高君とけんじさんの3人で休憩所で談義。しばらく休んでから、ソロを3人で踏む事に。
マルチを選択すると、パラエボが曲選択に加わるのだが、この時は何故か出なかった。
あとで判明したことだが、マルチの台すべての台のプレイヤーがマルチプレイに参加
しないと、パラエボは出ないそうだ。つまり新札キャッツの場合、4台通信だったので
4人でやらないとパラエボは出てこないのだ。(けんじさん、かたじけない・・・。)
さて、時間も押し迫ったので、新札キャッツを後にして、けんじさんの車で旭川へ。
旭川まで高速で約1時間半。旭川に着いて駅前の駐車場に。この後とんでもない事件
が・・・。駅ビルの食堂で腹ごしらえをした後、paraparaさんのいるゲーセン「スガイ」へ。
場所がわからなかったので、駅前の交番で場所を聞いて、スガイへと向かう。
駅からは6〜7分だろうか。「スガイ」に着いて、paraparaさんからの連絡を待つことに
する。paraparaさんは、この日学校の試験で、その試験の後に出てきてくれるのである。
しばらくして、paraparaさんからの連絡が入る。ゲーセン内の電話ボックスにparaparaさん
を発見した。しばらく「スガイ」で踏むが、paraparaさんちの近くのゲーセン「フラミンゴ」
は、DPが¥100だというので、そこに移動する。(中学生に1プレイ¥200は確かに
きつすぎる。)そして、車に戻ると・・・・この後の悲劇はあえて触れない。いや、ライトを
つけっぱなしでバッテリーがあがったなどとは・・・・。そして、何とか車が動いて、「フラミ
ンゴ」へ。そこで、paraparaさんのADPブリ2を披露してもらう。彼は、条件的にDDRをする
時間が少ないというのに、一体いつ練習をしているのだろう?という愚問に近い疑問を
残しながら、私は彼のプレイにただただ感心していた。
そして、時間も押し迫っていたので、旭川駅へと向かう。駅に着いて、けんじさんと
paraparaさんとの再会を約束しつつ、改札へと向かう。車を出してでわざわざ送迎して
もらってありがとう。けんじさん。
旭川駅でしばらく待つと、稚内行きの急行「サロベツ」が入線。指定席に座り、列車に
揺られながら、目的地、南稚内駅への到着を待つ。外はもう暗くて何も見えないが、
周りは林か大地がひろがるだけの風景であることには間違いない。やがて列車は南稚内
駅に到着。駅前のホテルにチェックインし、あらかじめ場所を確認しておいた稚内キャッツ
アイへと足を運ぶ。そこで、ソロをまず手始めにプレイ。次にDDR。そこで、「おまじない
無しで」ベーパラに挑戦。連打地帯を抜け、遂に最後のオブジェにたどり着いた。ベーパラ
を自力でクリアしたのだ!。早速翼さんに報告を入れた。「わ〜い、パラノイア」
ホテルに戻り、荷物整理。行脚はいよいよ最終日。私もいよいよ20代を迎える(ぉ
9月18日(土)
いよいよビッグイベント、全国行脚の最終日である。1ヶ月以上も前から企画を練って
きたこの行脚も終局を迎える。
この日は、朝早くホテルを出て、稚内駅へ。稚内駅のバスターミナルから、午前中だ
けの定期観光バスに乗って、宗谷岬、納沙布岬、稚内公園をめぐる。実は観光らしい観光
をしたのは、この日だけかも・・・。観光を終えて、稚内空港へ。そして、札幌千歳空港を
経由して、羽田へと着く。考えてみると、長いようで短かった8日間であった。そして、ここ
で得た成果は・・・・。